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  • Vol.19『旅と日々』(監督:三宅唱)
    「三宅唱監督の新作は“トンネル地理学映画”なのか?」 『ケイコ 目を澄ませて』(22)、『夜明けのすべて』(24)などで数々の映画賞を席巻し、現代日本映画界を牽引する三宅唱監督の最新作。つげ義春の短編漫画「海辺の叙景」と「ほんやら洞のべんさん」を原作に、シム・ウンギョンを主演、共演に堤真一、河合優実、髙田万作を迎える本作。行き詰まってしまった脚本家の李(シム・ウンギョン)は、旅先でおんぼろ宿に迷い込む。そして自らの人生と向き合っていく……。 ショットを繋ぐ「トンネル」に着目しつつ、この映画自体が「トンネル」のような形象で創造されている、と廣瀬さん。そして“全てのショットがトンネルからの出口の光景である”と思わせる「トンネル地理学映画」として本作を読み解きます。ポッドキャストの動画版も「ポパイ」YouTubeチャンネルにて近日配信予定です!
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    1:17:13
  • Vol.18『シナリオ』(監督:ジャン=リュック・ゴダール)
    「ゴダールは死ぬ前に全ての借りを返したのか?」 2022年9月、居住していたスイスで安楽死(自殺幇助)によって亡くなったジャン゠リュック・ゴダール監督。本作は、その前日に撮影された彼の“本当の”遺作。コラージュ技法による18分の本編『シナリオ』と、 ゴダール自身が制作ビジョンを語るドキュメンタリー映像 『シナリオ:予告篇の構想』の二部で一つの作品として構成される。映画界への最後の贈り物だ。 ポッドキャストでは、ダールの映画監督としての生涯における最後の画面である“映画最後のショット”がいかなるものだったのかという視点から話をはじめ、「借りを返す」をキーワードにゴダール全体を振り返ります。
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    1:20:42
  • Vol.17『カニバイシュ』(監督:マノエル・ド・オリヴェイラ)
    「『カニバイシュ』は地味とディスられがちな前半も面白いのか?」 今回取り上げるのは、ポルトガルの巨匠マノエル・ド・オリヴェイラ監督による『カニバイシュ』(1988年)です。物語の舞台は厳粛な雰囲気に満ちた貴族たちの晩餐会。貴族の娘、マルガリーダとアヴェレダ子爵の婚礼の夜、厳かに進行する会。嫉妬に燃える貴族、ドン・ジョアンの登場や、子爵による“とある告白”によって驚愕の事態へと展開していく。奇想天外な監督のユーモアが炸裂するオペラ・ブッファ(喜劇的なオペラ)映画だ。現在、「オリヴェイラ 2025 没後10年マノエル・ド・オリヴェイラ特集」が「Bunkamura ル・シネマ渋谷宮下」ほかにて上映中。この貴重な機会を見逃すべからず。 「左右対称についての物語」と廣瀬さん。「見る人/見られる人」の切り返し、複数の人物が水平に並ぶことで「誰がどこにいるのかわからなくなる」点や、鏡、煙、音などの要素に注目しながら読み解きます。ついついクライマックスにかけての展開が着目されがちな本作だけれど、物語前半までに「おおよそ全ての基盤が提示されている」のだとか。これから鑑賞する人も、鑑賞済みの人も、ぜひポッドキャストを聴いて『カニバイシュ』を研究してみて! ちなみに、前回(レオス・カラックス監督『IT’S NOT ME イッツ・ノット・ミー』)の動画版もYouTubeにて配信中! チャンネル登録もぜひよろしくお願いいたします。
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    1:11:57
  • Vol.16『IT’S NOT ME イッツ・ノット・ミー』(監督:レオス・カラックス)
    今回取り上げるのは、『アネット』『ポンヌフの恋人』を手がけたレオス・カラックス監督新作、『IT’S NOT ME イッツ・ノット・ミー』。 カラックス監督に白紙委任するも「予算が膨らみすぎ実現不能」となったパリ・ポンピドゥーセンターの展覧会。その展覧会の代わりとして作られたのが『IT’S NOT ME イッツ・ノット・ミー』だ。ホームビデオから映画、音楽、写真とさまざまなジャンル、フォーマットの映像をコラージュしながら、自身の半生から映画そのものを追求する、謎めいた一作。カラックス監督が初めて自ら編集まで手がけたことも話題の本作に込められたメッセージとは。日本では「横浜フランス映画祭2025」にてプレミア上映され、4月26日からユーロスペース他全国ロードショーを予定している。 「“コラージュの繋ぎの論理”のような部分に面白さがあった」と廣瀬さん。赤や緑などの色や登場するモチーフ、映像の繋がりに着目しながら、カラックス監督の現在地を紐解きます。ぜひこれまでのカラックス作品を思い出しながら劇場へ足を運んでみてください。ちなみに、ポッドキャストの動画版もYouTubeにて近日アップ予定です。ぜひ登録&チェックを〜。
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    1:14:58
  • Vol.15『陪審員2番』(監督:クリント・イーストウッド)
    「イーストウッドはなぜ玄関にこだわるのか?」 数多くの西部劇やアクション映画に出演するほか、『許されざる者』(1992)『ミリオンダラー・ベイビー』(2004)など数々のヒット作を世に送り出してきた、説明不要の名俳優であり名監督、クリント・イーストウッド最新作。恋人を殺害した容疑で被告となった殺人犯の裁判をめぐり、陪審員に選ばれたジャスティン・ケンプ(ニコラス・ホルト)。実は彼は思わぬかたちで事件と関わっており…? 被告を有罪にするか、釈放するか、深刻なジレンマに悩むことになる法廷ミステリーだ。 今年8月に廣瀬さんが刊行した『監督のクセから読み解く名作映画解剖図鑑』(彩図社)の中で、イーストウッドのクセとして取り上げた「疑いの眼差し」は今作でもキーポイント。舞台のジョージア州、裁判というモチーフ、「体裁を取り繕う」テーマが共通する97年の監督作『真夜中のサバナ』と比較しながら、“あからさま”な「演出」に注目しつつ、紐解いていきます。
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    1:25:39

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Acerca de PARAKEET CINEMA CLASS

映画批評家の廣瀬純さんとライターの鍵和田啓介さんが、公開中の映画をネタバレ上等で語り明かす、”真の映画批評に触れられるこの世でただ1つ”のポッドキャスト番組。 🦜「ネタバレ上等」がコンセプトなので、未見の方はくれぐれもご用心を! 🦜記事はコチラ→https://popeyemagazine.jp/tag/parakeet-cinema-class/ cover design: Katsuyoshi Mawatari jingle: Kensuke Ide host: Jun Hirose, Keisuke Kagiwada cooperation: Ryoma Uchida
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